【Cintiq Pro】Photoshopでイラストを描いているときにマルチタッチがうまく動作しない場合の対処法
Photoshopでマルチタッチがうまく動作しない!
液晶ペンタブレットでイラストを描いている人は、「CLIP STUDIO」を使っている人が多いと思います。
しかし、私みたいに普段Photoshopで写真加工やデザインをしているのでそのままイラストもPhotoshopで描いている、という人は一定数いるのではないでしょうか?
私は、Wacomの液晶ペンタブレット「Cintiq Pro16(初期型)」とPhotoshopでイラストを描いていたのですが、Cintiq Proの機能「マルチタッチ機能」がどうにも使いづらく、誤作動も多いのでタッチ機能はOFFにして利用していました。
(2本指での移動が縦横にしか動かない、2本指での拡大縮小回転ができない、線が変に描かれてしまう、などなど・・)
せっかくその機能があるのに使えないのはもったいないなあ、といつも思っていました。
まあ、この時点では、「Cintiq Pro16のマルチタッチ機能はクソだ!」とひそかに思っていたわけです(笑)
今回、液晶ペンタブレットをCintiq Pro22(Wacomの最新機種)にしたので、マルチタッチ機能が改善されると期待していたのですが・・・、
「相変わらず使えんやん!!!」
となったわけです。
「公式の動画とかでは、スムーズにタッチ操作ができているようなんだけど・・」
ともやもや。
そして、ふと、Cintiq Pro22でIllustratorを使ってみました。
すると、あら!、普通にタッチ操作が実用レベルで使える!!
ということは、液タブのマルチタップ機能がおかしかったのではなく、Photoshopの問題か?
と気づき、色々調べてみたところ、「Photoshopの環境設定の中で、タッチ操作を有効にする設定がある」という情報を見つけ、試してみたところ見事解決できました♪
Photoshopの設定方法(CC 2020の例)
1.「編集」→「環境設定」から、「ツール」を選びます。
2.項目の中の「ジェスチャ操作を有効にする」にチェックを入れます。
3.その下にある「フリックパンを有効にする」にもチェックを入れます。
4.右上の「OK」押したら、一度Photoshopを閉じます。
5.再度、Photoshopを開くと、マルチタッチ機能が実用レベルで使えるようになります!うれしいい~♪
Cintiq Pro22のマルチタッチ機能が快適すぎる!
設定完了すると、Photoshopでも便利にマルチタッチ機能を活用できるようになりました。
2本指での移動、2本指での拡大縮小回転もレスポンス良く動きます。
「意図せず線が描かれる」などの誤タッチもほとんど発生しませんでした。
一番便利だと思ったのは、2本指タップで、拡大縮小回転が一発でリセットされること。
今まで、左手デバイスにショートカットを割り振って使っていましたが、ペンを持った手で直感的に操作ができるようになりました。
もしかしたら、Cintiq Pro16のマルチタッチ機能もそこそこ使えていた?
でも、公式でCintiq Pro22のマルチタッチ機能が大幅に改善されたと謳われていたので、やはりCintiq Pro22のマルチタッチ機能は別格なのかも。
以上になります。
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