エッグ接骨院院長様似顔絵名刺

お客様との距離を一気に縮めるビジネス名刺の4つの特徴

最近はおもしろくて素敵な名刺が増えてきました。

こんにちは、スキマデザインの横内です。

先日制作させていただいた接骨院院長さまの似顔絵を使って、「似顔絵名刺」を制作させていただきました。

最近はおもしろい名刺もどんどん増えてきましたね。

例えば、エンボス加工や箔押し加工を施した名刺、二つ折りの情報詰込み型名刺、特殊な紙を使った名刺、切り抜きや角丸、その他四角形ではない変わった形の名刺、通常のサイズよりも大きかったり小さかったりする名刺、などなど。

いろいろな名刺がありますが、やはり名刺に期待する究極の目的は、

「お客さんとの距離を縮めて、販促ツールとして機能させたい」

ということではないでしょうか。

それでは具体的に「お客さんとの距離を縮める」には、名刺にどのような要素があり、どのようにデザインされていればよいのでしょうか?

「お客さんとの距離を縮める」名刺の特徴

1、ただカッコよくておしゃれなデザインにこだわり過ぎない。

デザインはカッコいいけど、何をしている会社なのか連絡先はどこなのか、よくよく確認しないとわからないという名刺デザインがたまにありますよね。

名刺を受取った側の視点で考えると、なんとも不案内な名刺ということになってしまうのかも。

ただ、そのお仕事内容にあわせてデザインするべき、という前提条件を踏まえるなら、
センスやカッコよさを売る商売なら、「突き抜けたデザイン」という選択も当然ありですね。

2、お問合せしていただきやすいように、電話番号の記載や業務内容を分かりやすくデザインする。

電話でのお問合せ・予約が多いお店なら分かりやすい位置、大きさで電話番号を記載することが大事ですね。

あと業務内容を記載するとき、ただの文字の羅列ではなく、カテゴリー分けしたり、枠をデザインしたり、レイアウト・デザインに工夫をして分かりやすくするのが良いと思います。

3、業務内容や会社名、店名などをヒントに関連性のあるデザインを提案し、名刺を手にした方の記憶がより強くなるようにする。

水を扱っている会社なら水の流れるような流線型のラインを使ったり、
最新機器のあるエステならその機械の効果をイメージさせるようなカラーや文字などを使う、などなど、
その業種にあったデザインにすることで、名刺を受取ったお客様の記憶が連鎖的に定着するはずです。

4、ビジネスアピールに特化した似顔絵を使って、初見のインパクト、プラスそのあとの話の盛り上がりを演出。

名刺に本人写真が入ってることは多いですが、「似顔絵」というのはまだまだ少ないようですね。

似顔絵のいいところは、「デフォルメした本人の愛くるしさ」(^^)。これにつきるかもしれません。
人は初対面の相手の印象を「雰囲気」で掴んでいることがほとんどです。「やさしそう」「まじめそう」「バリバリ仕事ができそう」など。
そこをデフォルメしてあげることで更にあなたの印象がぐっと相手に伝わりやすくなるのが似顔絵の良いところですね。

とはいえ、かなり昔から普通に「似顔絵」というものは存在しているわけで、
ただ本人に似ているだけのイラストでしかないなら、それは別に写真でも良い、ということになってしまいます。

つまり、ビジネス用途の名刺に使う似顔絵は、ビジネスアピールに特化したものでないとダメ。
「服装」「所持アイテム」「ポーズ」「シチュエーション」などで工夫し、一目で何をしている人なのか分かることが重要です。

あと、似顔絵の入った名刺は捨てられにくい(笑) これ重要かも。

似顔絵名刺の場合は、その似顔絵の印象がより効果的に相手に伝わるデザインを心がけています。背景とのコントラスト、吹き出しをつける、重ねて立体的に魅せるなど。

それ以外でも、クライアントさまのご要望をデザインとしてすっきりまとめるために様々な工夫をさせていただいてます。

「名刺交換会が仕事につながったことがない!」とお嘆きのあなた。ところであなたの名刺は大丈夫?

昔からビジネス系の名刺交換会は常にどこかで継続的に行なわれ、ビジネスチャンスを求めていろいろな業種の方が交流を深めるための場として捉えています。
最近はソーシャルメディアのオフ会的なニュアンスで行われる名刺交換会もかなり増えてきています。

でもちょっと待ってください。
例えばあなたが一回の会で100人の方と名刺交換できたとします。
いただいた100枚の名刺の中にその持ち主の個性やお仕事内容を強く印象付けてくれるものがどれだけあるでしょう?

ほんとはじっくりお話が出来ればよいのでしょう。
でも、正直、初対面でづけづけと自分のお仕事アピールをするなんてなかなかできることではありません。
まずは自分の人柄を知ってもらいたい。
でも、名刺交換会ってそんな余裕ないですよね(笑)

そんな時に援護射撃してくれるものが名刺であるべきです。
でも無難で没個性な名刺ではなかなか役不足かもしれません。

しっかりと伝えたい情報が分かりやすくデザインされ、なおかつインパクトのある名刺をいただいたら、その出会いがとても印象深いものになるのではないでしょうか。

せっかく作った名刺があなたの優秀な営業マンになりえないなら、
名刺交換会に出ること、それ自体が無意味が気がします。

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