プロの似顔絵師になるためのガイド
似顔絵を描いて収入を得たい!と考えてもいったい何から始めればいいの?
そんな疑問を持っている方に向けて、僕なりのガイドをまとめてみました。
人間の顔を観察するくせをつける
人は社会性を持った生き物です。
コミュニケーションを円滑にはかるため、相手の表情を読む力に優れているのが人間の特性とも言えますが、顔のディテールを細かく分類しながら人の顔を観察する人はまずいないでしょう。
「目は大きいのか小さいのか、釣り目なのか垂れ目なのか」「鼻は長いのか短いのか太いのか細いのか」「頬はやせているのかふっくらしているのか」などなど、最初は簡単な分類でだいじょうぶです。
そうすることで、似顔絵イラストを描く前段階として、頭の中の下描きラフがより鮮明になります。
そして頭の中でイメージした相手の顔を、今度はキャンパスに落とし込んでいきます。
基本的なデッサン力
プロの似顔絵師になるためには、まず基本的なデッサン力を身につけることも重要です。
これは、顔の基本的な構造や比率、表情の微妙な変化を理解するための土台となります。
デッサンのスキルを向上させるために、定期的な練習とモデルの観察が重要です。
最初からデフォルメされた似顔絵作成に挑むのではなく、まずは写実的な模写で大丈夫です。
独自スタイルの確立
次に、独自のスタイルを確立することが求められます。
似顔絵にはリアルな表現からデフォルメされたコミカルなスタイルまでさまざまなアプローチがあります。
自分の強みや個性を活かしたスタイルを見つけ、差別化を図りましょう。
また、多様なメディア(鉛筆、インク、デジタル)を試してみることで、表現の幅を広げることができます。
様々な似顔絵師さんの絵柄を参考にしてみましょう。
お客さんのニーズを把握
さらに、マーケットでのニーズを把握することも大切です。
イベントやテーマパーク、オンラインプラットフォームなど、似顔絵の需要がある場所を見つけて活動範囲を広げましょう。
特にSNSや個人のウェブサイトを活用して作品を発信し、ポートフォリオを整えることで、多くの人に自分の作品を知ってもらうことができます。
お客さんとのコミュニケーション能力も重要なスキルです。
依頼者の要望を正確に理解し、期待に応えるためには、質問を通じて詳細を確認することが必要です。
また、納期や料金などのビジネス面でも信頼を築くための透明性を持つことが求められます。
まとめ
最後に、継続的な学習と改善を怠らないことが成功の鍵です。
ワークショップやオンラインコースに参加して技術を磨き、他の絵師さんとの交流を通じて新しいアイデアを得ましょう。
批評やフィードバックには真摯に耳を傾け、まだまだ上があると意識し自分の作品を向上させる姿勢が大切です。
これらのステップを踏むことで、プロの似顔絵師としてのキャリアを築くことができるでしょう。
今回は以上になります。
スキマデザインでは、上半身・全身似顔絵作成、似顔絵名刺のご依頼をお待ちしております。また、ご質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。
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